味噌玉(みそだま)とは、味噌・だし・具材をあらかじめ混ぜて丸めたもののこと。お椀に入れてお湯を注ぐだけで味噌汁ができあがる、いわば「自家製のインスタント味噌汁」です。
味噌玉は、味噌汁に必要なものを「先にぜんぶ混ぜて丸めておく」という、とてもシンプルな考え方でできています。中身は大きく3つです。
この3つを混ぜてラップで丸めるだけ。あとはお椀に入れてお湯を注げば、30秒ほどで味噌汁になります。鍋も包丁も使いません。
| 味噌玉 | 普通の味噌汁 | インスタント味噌汁 | |
|---|---|---|---|
| 作る手間 | お湯を注ぐだけ | 鍋・出汁・具材の下ごしらえ | お湯を注ぐだけ |
| 1人分だけ作る | 得意 | 作りすぎになりやすい | 得意 |
| 味噌の種類を選べる | 選べる | 選べる | 選べない |
| 具材を選べる | 選べる | 選べる | 選べない |
| 常温で長期保存 | 向かない(要冷凍・冷蔵) | 向かない | できる |
味噌玉の立ち位置は、ちょうど「普通の味噌汁の自由さ」と「インスタントの手軽さ」の中間です。使う味噌も具材も自分で選べるのに、飲むときの手間はインスタントとほとんど変わりません。
味噌玉は保存料を使わないぶん、常温での長期保存には向きません。手作りする場合は冷蔵または冷凍で保存し、早めに食べきってください。詳しくは味噌玉の保存方法をご覧ください。
味噌を丸めて持ち歩く食べ方は古くからあり、戦国時代に兵の携行食として使われていたともいわれます。ただし当時の記録は限られており、諸説あります。
近年また注目されるようになったのは、共働きや単身世帯が増え、「一人分を、手早く、でもちゃんと」という食べ方が求められるようになったことが大きいようです。作り置きできて、朝の数十秒で汁物が用意できる点が、いまの暮らしに合っています。
味噌玉は家にある味噌と乾物で作れます。作り方は味噌玉の作り方で、分量と手順を写真つきで説明しています。
「作る時間がない」「まず味を知りたい」という方には、できあいの味噌玉もあります。「スゴイ味噌玉」は、宮城の3人の職人がそれぞれの手しごと素材(無添加味噌・玉ねぎ麹・海苔プロテイン)を持ち寄って作っている味噌玉です。
味噌汁は鍋で出汁をとり具材を煮て作りますが、味噌玉は味噌・だし・具材をあらかじめ丸めておき、お椀でお湯を注いで作ります。作る手間と、一人分だけ作れる点が大きな違いです。
あります。味噌を仕込むときに、蒸した大豆を丸めたものも「味噌玉」と呼びます(味噌玉仕込み)。このページで扱っているのは、お湯を注いで味噌汁にする食べ方のほうです。
一般的には150〜180mlが目安です。濃さの好みに合わせて調整してください。